標準出力へ文字列を出力するには、組み込みの puts
関数を使用します。
代わりに print
を使用すると、最後に改行を行いません。
puts 'Hello, Ruby!' # 改行あり
print 'Hello, Ruby!' # 改行なし
文字列をダブルクォーテーションで囲むと、変数展開を行って出力することができます。
val = 100
puts "val = #{val}"
以下のようにカンマでパラメータを区切ると、puts
の場合は改行されながら、print
の場合は連結されて出力されます。
>> puts 1, 2, 3
1
2
3
>> print 1, 2, 3
123
printf
は C 言語の printf
と同様に書式付き文字列を使用してデータを出力します。
printf('Line: %d says %s', 100, 'hello')
puts
と %
を組み合わせて、書式付き文字列を扱うこともできます。
puts '%4d-%02d-%02d' % [year, month, day]