まくまくAndroidノート
make 後の生成イメージが格納されるディレクトリを調べる
2010-11-08

lunch コマンドでビルドターゲットを指定すると、ビルドイメージが作成される先のディレクトリ名を $ANDROID_PRODUCT_OUT 変数で参照できるようになります。

$ echo $ANDROID_PRODUCT_OUT
/home/maku/work/android/out/target/product/your_product

上記の変数は、build/envsetup.sh の中で定義されるようになっています。

この変数を使用すれば、例えば、adb push/system/app ディレクトリ内のファイルを端末に転送するための下記のような関数を定義することができます(/system 用のデバイスが /dev/sda5 になっている場合)。

$HOME/.bashrc

function adb-push-all {
    adb shell 'mount -o remount -rw /dev/sda5 /system'
    adb push $ANDROID_PRODUCT_OUT/system/app /system/app
    adb shell 'sync'
}
2010-11-08