lunch
コマンドでビルドターゲットを指定すると、ビルドイメージが作成される先のディレクトリ名を $ANDROID_PRODUCT_OUT
変数で参照できるようになります。
$ echo $ANDROID_PRODUCT_OUT
/home/maku/work/android/out/target/product/your_product
上記の変数は、build/envsetup.sh
の中で定義されるようになっています。
この変数を使用すれば、例えば、adb push
で /system/app
ディレクトリ内のファイルを端末に転送するための下記のような関数を定義することができます(/system
用のデバイスが /dev/sda5
になっている場合)。
function adb-push-all {
adb shell 'mount -o remount -rw /dev/sda5 /system'
adb push $ANDROID_PRODUCT_OUT/system/app /system/app
adb shell 'sync'
}