Android Studio に割り当てられる VM のメモリ容量は、デフォルトで最大 750MB (-Xmx750m
) に設定されています。
物理メモリに余裕のある PC で作業している場合は、この最大サイズを大きくしておくとよいでしょう。
VM に関する設定は、studio.exe.vmoptions
あるいは studio64.exe.vmoptions
というファイルを作成して変更することができますが、これらのファイルの具体的な置き場所は、プラットフォームごと、Android Studio のバージョンごとに異なっています(下記参照)。
例えば、Windows で Android Studio Preview 2.0 (64bit) を使用している場合は、下記のようなファイルを作成します。
%USERPROFILE%\.AndroidStudioPreview2.0\studio64.exe.vmoptions
Android Studio が使用可能なメモリ容量を増やす(ここでは 4GB に設定する)には、このファイルに下記のように記述しておきます。
-Xms1024m
-Xmx4096m
-Didea.platform.prefix=AndroidStudio
-Didea.paths.selector=AndroidStudioPreview2.0
-Xms
の方は最少メモリ容量、-Xmx
の方には最大メモリ容量を指定します。
最後の 2 行の AndroidStudio に関する設定(環境によっては prefix
の方だけで OK かも)を行っておかないと、studio64.exe
を起動しようとしたときに素の IntelliJ が起動しちゃったりします。