3D ビューエディタの編集モードで、頂点や辺、面を選択した状態で X キー、あるいは Del キーを押すと、要素を 削除 (Delete)、融解 (Dissolve) するためのメニューが表示されます。
削除 (Delete) を実行すると選択要素に接する要素を巻き込む形で削除され、融解 (Dissolve) を実行すると選択要素のみが削除されます。 下記の例でそれぞれの振る舞いの違いを理解してください。
X → 面の削除 (Delete Faces) | |
X → 辺の削除 (Delete Edges) | |
X → 頂点の削除 (Delete Vertices) |
辺を削除すると、その辺に接する面も一緒に削除されます。 頂点を削除すると、その頂点につながっている辺も一緒に削除され、さらに、その辺に接する面も一緒に削除されます。
つまり、頂点を削除したときに一番多くの要素が削除されます。 削除を実行すると、オブジェクトの表面には穴が開きます。
X → 面の融解 (Dissolve Faces) | |
X → 辺の融解 (Dissolve Edges) | |
X → 頂点の融解 (Dissolve Vertices) |
融解は削除と異なり、できるだけ選択した要素のみを削除するように振る舞います。 融解を実行しても、オブジェクトの表面に穴が開くことはありません。
Ctrl + T 面を三角化 (Triangulate Faces) |
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Alt + J 三角面を四角面に (Tris to Quads) |
融解を行っていると、面が複雑な形になってしまうことがあります。 ポリゴンを四角面だけの構成にしたいときは、Ctrl + T で三角面に分割し、さらに Alt + J で四角面に結合します。
ちなみに、これらの操作は、Ctrl + F で表示される 面のスペシャルメニューからも実行できる ので、ショートカットキーを忘れてしまったら、そこから実行するのがよいでしょう。