まくまくBlenderノート
ループカットとスライドで辺を追加する (Ctrl + R)
2019-05-06

ループカットとは

編集モード (Edit Mode) でループカットの機能を使用すると、オブジェクトをぐるりと囲むように辺を追加することができます。

loopcut-001.png

ループカットの基本

Ctrl + R を押して任意の辺にマウスカーソルを合わせると、紫色のラインが表示されるので、その状態で 左クリック を押すとループカットが実行されます。 キャンセルしたい場合は、この紫色のラインが表示されている段階で 右クリックEsc キーを押してキャンセルしてください。 一度 左クリック すると、ループカットの実行はキャンセルできません。

一度 左クリック すると、辺の色がオレンジ色に変わり、マウスで辺の位置を調整できるようになります。 もう一度 左クリック すると、ループカットの位置が確定します。 代わりに 右クリックEsc キーで、均等にループカットすることができます。

  1. Ctrl + R を押して起点となる辺にマウスカーソルを合わせる
  2. 左クリック でループカットを実行
  3. 位置を調整して 左クリック で位置を確定

ループカットで複数分割

Ctrl + R を押して紫色のラインが表示されている状態で、マウスホイールを回転させると、ループカットの数を調整することができます。 下記の例では、4 つのループカットを作成しています。

  1. Ctrl + R を押して起点となる辺にマウスカーソルを合わせる
  2. マウスホイール でループカット数を調整
  3. 左クリック でループカットを実行
  4. 位置を調整して 左クリック で位置を確定(ここでは 右クリック で均等に分割)

(応用)ループカットの直後に別の編集操作を続ける

Ctrl + R左クリック でループカットを実行した後は、ループカットの位置を調整するモードになりますが、この段階で S(伸縮)、G(移動)などの別のコマンドを開始すると、中央でループカットされたものとして編集を続けることができます。

  1. Ctrl + R を押して起点となる辺にマウスカーソルを合わせる
  2. マウスホイール でループカット数を調整
  3. 左クリック でループカットを実行
  4. S キーでループカットした部分を伸縮
  5. G キーでループカットした部分を移動

Esc によるループカット位置の確定操作すら省略したい人は、この技を使えば素早く操作できるようになります。 ループカットしてポリゴン数を増やしたということは、その辺りに何らかの修正を加えたいということですから、このように連続して編集することは理にかなっています。 逆に、ループカットだけして何も修正しないというのは避けましょう(ポリゴン数は少ない方がよい)。

2019-05-06