小さい白い円をドラッグすると、任意の方向にオブジェクトを回転させることができます。 大きい白い円をドラッグすると、現在の視点に対して垂直な方向にオブジェクトを回転させることができます。 赤、緑、青の3色の円をドラッグすると、それぞれ、x軸方向(赤)に垂直に、y軸方向(緑)に垂直に、z軸方向(青)に垂直にオブジェクトを回転させることができます。
R キーを押した瞬間に、現在の視点に対して垂直な方向に回転できるようになります。 マウスを動かしてオブジェクトを回転させている最中に、X キー、Y キー、Z キーを押すと、回転の軸を固定することができます(マニピュレータの3色の円をドラッグするのと同様)。
オブジェクトをマウスで回転させるとき、デフォルトでは、0.1 度単位で回転します。 Ctrl キーを押しながら回転させると、もう少し大きい 5 度単位での回転になります。 逆に、Shift キーを押しながら回転させると、回転の単位が細かくなり、微調整できるようになります。
このあたりの振る舞いの変化は、オブジェクトを移動させるときや (G)、拡大/縮小するとき (S) も同様です。
次のようにすると、ショートカットキーだけでオブジェクトを回転させることができます。
回転角度は、回転後のオブジェクトの角度ではなく、現在の状態からの回転量を指定することに注意してください。 回転角度にマイナスの値を入力することもできます。
例えば次のようにすると、正面を向いたモンキーに左を向かせることができます。
R Z 90 Enter
次のようにすると、正面を向いたモンキーに上を向かせることができます。
R X -90 Enter
最初は、プラスの角度で回転させればいいのか、マイナスの角度で回転させればいいのか迷うかもしれません。
このようなときのために、マイナス (-
) は数字の後で入力することができるようになっています。
つまり、上記の -90 度の回転は、次のようにも実行できます。
R X 90 - Enter
回転の結果はリアルタイムに確認できるので、まずはプラスの角度で回転させておいて、思った方と逆方向に回転してしまったら -
を入力すればよいでしょう。
-
を入力するたびに、回転の方向がトグルします。