中央の白い円をドラッグすると、オブジェクト全体が拡大/縮小することができます。 赤、緑、青の3色の線をドラッグすると、それぞれ、x軸方向(赤)、y軸方向(緑)、z軸方向(青)にだけ拡大/縮小することができます。
Shift キーを押しながら、3色の線をドラッグすると、その軸以外の方向に拡大/縮小することができます。 例えば、Shift キーを押しながら青色の線(z軸)をドラッグすると、オブジェクトは水平方向(x軸とy軸方向)に拡大/縮小されます。
S キーを押した瞬間に、オブジェクト全体のサイズをマウスの動きで調整できるようになります。 マウスを動かしてオブジェクトを拡大/縮小させている最中に、X キー、Y キー、Z キーを押すと、拡大/縮小の方向(軸)を固定することができます(マニピュレータの3色の線をドラッグするのと同様)。
Shift を押しながら X キー、Y キー、Z キーを押すと、その軸以外の方向に拡大/縮小することができます(マニピュレータの線を Shift キーを押しながらドラッグするのと同様)。
オブジェクトをマウスのドラッグで拡大/縮小させているときに、Ctrl キーを押しながらドラッグすると、少し大きな単位で拡大/縮小できるようになります。 逆に、Shift キーを押しながらドラッグすると、細かい単位で拡大/縮小されるようになるため、大きさを微調整することができます。
次のようにすると、ショートカットキーだけでオブジェクトを拡大/縮小することができます。
倍率は、拡大/縮小後オブジェクトのサイズを指定するのではなく、あくまで現在のサイズを基準にして何倍にするかを指定することに注意してください。 サイズを 1/2 にしたいのであれば、0.5 と入力します。
S 2 Enter
S 0.5 Enter
サイズを半分にしたいときは、0.5
と入力する代わりに、/2
あるいは、2/
と入力することもできます。
次の操作は、上記の操作と同様の効果があります。
S / 2 Enter
どちらも同じ効果がありますが、前者の方法で縮小しようとすると、0
を入力した時点でオブジェクトが 0 倍のサイズになってしまうため、一時的に見えなくなってしまいます。
それが気になる場合は、後者の方法で縮小するようにするとよいでしょう。
また、サイズを 1/3 にしたいときなどは、0.3333
と入力するより、/3
と入力する方が直感的です。
移動操作 (G) や、回転操作 (R) と同様に、拡大/縮小操作 (R) も適用する軸の方向を制限することができます。
S Z 3 Enter
S Shift+Z 3 Enter
実は、S キーを押した後のキー入力の順序は、ある程度柔軟性があります。 次の操作は最終的に全て同じ結果になります。
S X / 2 Enter
S X 2 / Enter
S / X 2 Enter
S / 2 X Enter
S 2 X / Enter
S 2 / X Enter
このような柔軟性があることで、ちょっと分かりにくい動作をすることもあります。 例えば、サイズを 1/2 にしたいときに、次のように入力することはできません。
S 1 / 2 Enter
数値は離して入力しても、連続して入力したのと同じように振る舞います。 つまり、上記は次のように入力したのと同じ振る舞いになってしまいます。
S / 12 Enter