まくまくBlenderノート
視点を操作する (Navigation)
2018-03-17

Blender で視点の操作を行うときは、主にマウスの中央ボタン(ホイール)や、テンキーを使用します。

ズーム (Zoom)

マウスホイールを回転 or テンキーの +/-

マウスホイールを回転させると、3Dビューの中央を基準にしていズームイン、ズームアウトを行えます。 テンキーの +- でもズームイン、ズームアウトを行えます。

視点の回転 (Orbit)

マウスの中央ボタンをドラッグ

マウスの中央ボタン(通常はホイール)をドラッグすると、3Dビューの中央を基準にして視点を回転させることができます。 画面中央をいろんな方向から眺めるような動きをします。 視点を固定させて、3D空間を回転させていると捉えることもできますね。

テンキーの 2468 を押すことでも、視点を回転させることができます(1度押すごとに15度回転します)。

さらに、Shift キーを押しながらテンキーの 46 を押すと、水平面に対して視点を傾ける(ロールする)ことができます(この操作はマウスでは行えません)。

視点の平行移動 (Pan)

Shift キーを押しながら、マウスの中央ボタンをドラッグ。

Shift キーを押しながらマウスの中央ボタンをドラッグすると、視点を平行移動(パン)することができます。 視点をパンすると、ズーム (Zoom) や回転 (Orbit) の基準となる点もずれるため注意してください。

Ctrl キーを押しながらテンキーの 2468 を押すことでも、視点のパンを行うことができます。 Shift キーを押しながらマウスホイールを回すことでも、上下方向に視点をパンすることができます(Ctrl+2Ctrl+8 と同じ)。

前/後/上/下/左/右からの視点に切り替える

真正面、右、上からの視点

テンキーの 137 を押すと、視点を、正面(前)、右、上からの方向に切り替えることができます。 Ctrl キーを押しながら、同様の操作を行うと、後ろ、左、下からの方向に切り替えることができます。

反対側からの視点に切り替える

テンキーの 9 を押すと、今見ている視点の反対側からの視点に切り替えることができます。 3Dビューの中心を基準にして、グルッと回り込んで見る感じです。

四分割表示に切り替える

  • Ctrl-Alt-Q
  • 3D ビューヘッダの ビュー四分割表示
  • 上記のいずれかの操作で、3Dビューを四分割表示(正面、右、上、ユーザ視点)に切り替えることができます。 もう一度同じ操作を行うと、元の分割なしのユーザービューに戻すことができます。

    分割後のそれぞれのビューの上にマウスカーソルを持っていき、マウスホイールを使って個別にズームイン、ズームアウトを行うことができます。このとき、クリック操作を行う必要はありません(カーソルの下にある分割ビューが操作対象となります)。

    それぞれの視点のエリアにマウスカーソルを移動させ Tenkey9

    四分割表示に切り替えた直後の視点は、正面、右、上、ユーザ視点となっていますが、マウスカーソルを対象の分割ビューに合わせた状態で、テンキーの 9 キーを押すことで、反対側から見た視点に切り替えることができます。 つまり、後ろ(バック)、左、下からの視点に切り替えることができます。 この場合も、9 キーを押す前に、マウスでクリックする操作は必要ありません(カーソル位置を合わせるだけでOK)。

    カメラ視点に切り替える

    Tenkey0

    テンキーの 0 を押すと、ユーザ視点(作業用の視点)とカメラ視点(レンダリング用の視点)を交互に切り替えることができます。

    透視投影と平行投影を切り替える

    Tenkey5

    テンキーの 5 を押すと、透視投影 (Perspective Projection) と平行投影 (Orthographic Projection) を交互に切り替えることができます。 デフォルトは透視投影になっていますが、真正面からの視点(テンキーの 1)などでオブジェクトを編集するときは、平行投影の方がやりやすいと思います。

    2018-03-17