Node.js でアプリを開発していると、npm が生成する依存情報ファイルである package-lock.json も一緒にコミットする ことになると思います。
npm install
で新しくモジュールをインストールすると、package-lock.json
に大量の差分が発生してしまい、自分が修正したソースコードの差分を git diff
で確認するのが難しくなってしまいます。
そのような場合は、次のように git diff
を実行すれば、package-lock.json
以外の差分を確認することができます。
$ git diff -- . ":(exclude)package-lock.json"
ステージングされたものの差分を見るには次のようにします。
$ git diff --staged -- . ":(exclude)package-lock.json"
これらのコマンドを頻繁に使用するようであれば、次のようにエイリアスを定義しておくのがよいでしょう(ndiff
は node diff の略のつもり)。
$ git config --global alias.ndiff "diff -- . :(exclude)package-lock.json"
$ git config --global alias.ndiff-staged "diff --staged -- . :(exclude)package-lock.json"
これで、次のように package-lock.json
以外の差分を簡単に確認できるようになります。
$ git ndiff
$ git ndiff-staged