SWT/JFace で扱われる色は、org.eclipse.swt.graphics.Color
オブジェクトとして表現されます。
Color オブジェクトは以下のコンストラクタを使って生成します。
RGB の各値は 0 ~ 255 の値を指定します。
Color(Device device, int red, int green, int blue)
Color(Device device, RGB rgb)
SWT の Color オブジェクトにはネイティブリソースが割り当てられるので、使用し終わったら dispose()
メソッドで破棄する必要があります。
Color color = new Color(getDevice(), 0xFF, 0x80, 0x80);
...
color.dispose();
Display オブジェクトの getSystemColor()
メソッドを使用すると、システムカラーに対応する Color オブジェクトを取得することができます。
Color クラスのコンストラクタで生成した場合と違い、getSystemColor()
で取得した Color オブジェクトは、dispose()
で破棄する必要はありません。
Color org.eclipse.swt.widgets.Display#getSystemColor(int id)
id
パラメータには、SWT.COLOR_RED
のような、システムカラーに対応する定数値を指定します。
Color red = getDisplay().getSystemColor(SWT.COLOR_RED);
システムカラーは、以下の 16 色を使用できます。
COLOR_BLACK
COLOR_BLUE
COLOR_CYAN
COLOR_DARK_BLUE
COLOR_DARK_CYAN
COLOR_DARK_GRAY
COLOR_DARK_GREEN
COLOR_DARK_MAGENTA
COLOR_DARK_RED
COLOR_DARK_YELLOW
COLOR_GRAY
COLOR_GREEN
COLOR_MAGENTA
COLOR_RED
COLOR_WHITE
COLOR_YELLOW