ここでは SWT の zip パッケージをプロジェクトとしてインポートし、新規プロジェクトからそのプロジェクトを参照することで SWT のライブラリを使用できるようにします。
SWT ライブラリ (swt.jar
) はプラットフォームに依存する DLL などを含んでいるので、開発対象のプロジェクトのディレクトリに直接格納してしまうよりも、この方法でプロジェクト間の参照にしておいた方が、別のプラットフォームで開発を継続するときに都合がよかったりします。
一方で、JFace のライブラリは SWT と違って Java のみで記述されているため、プラットフォームに依存しません。 JFace の jar ライブラリ群は、開発対象のプロジェクトのディレクトリに格納してしまってもよいでしょう。
/mylib/swt-3.5.1-cocoa-macosx.zip
などに保存する。File
=> Import
=> General/Existing Projects into Workspace
を選択。Select archive file
から SWT の zip ファイルを指定する。これで、ワークスペースに org.eclipse.swt
というプロジェクトが追加されます。
Java Build Path
=> Projects
=> Add
と辿り、org.eclipse.swt
を追加。これで新規プロジェクトから SWT のライブラリを参照できるようになります。