まくまくKotlinノート
if による分岐処理と if 式
2019-01-22

Kotlin の if-else による分岐処理は、Java と同様の構文で記述することができます。

val n = 100
if (n % 15 == 0) {
    println("FizzBuzz")
} else if (n % 3 == 0) {
    println("Fizz")
} else if (n % 5 == 0) {
    println("Buzz")
} else {
    println(n)
}

Java と異なるのは、Kotlin では if は文 (statement) ではなく式 (expression) であるという点です。 if 式を評価した結果は、そのまま変数に代入したり、関数の戻り値として使用することができます。 Java や C/C++ の三項演算子と同じ感覚で、下記のように使用することができます。

if 式の評価結果を変数に格納する

val isOk = true
val message = if (isOk) "OK" else "ERROR"
println(message)  //=> "OK"

if 式の評価結果を戻り値として使用する

fun getMessage(isOk: Boolean) = if (isOk) "OK" else "ERROR"
2019-01-22