あるコレクションに、特定の要素が含まれているかを調べるには in
を使用します。
下記の例では、Set<String>
コレクションの中に特定の文字列 "banana"
が要素として含まれているかを調べています。
val set = setOf("apple", "banana", "orange")
if ("banana" in set) {
println("バナナ発見!")
}
上記は Set
の例ですが、List
でも Map
でも同様に調べることができます。
val list = listOf("apple", "banana", "orange")
if ("banana" in list) {
println("バナナ発見!")
}
val map = mapOf("apple" to 1, "banana" to 2, "orange" to 3)
if ("banana" in map) {
println("バナナ発見!")
}
ちょっと変わった例として、..
を使って定義した範囲の中に、ある値が含まれているかを調べるときにも in
を使うことができます。
val num = 5
if (num in 1..10) {
println("1~10 の中にあるよ")
}
val ch = 'H'
if (ch in 'A'..'Z') {
println("A~Z の中にあるよ")
}
in
の否定形の !in
を使うと、配列やコレクションに、指定した値が含まれていない ことを調べることができます。
if ("lemon" !in fruits) {
// レモンが含まれていない場合
}