ここでは、EC2 インスタンスとして、Amazon Linux AMI (t2.micro) を選択した場合の Jenkins インストール方法を示します。
EC2 インスタンスのコンソール上で下記のようにインストールできます(基本的に CentOS におけるセットアップ方法と同様です)。
$ sudo yum -y update
$ sudo yum install -y java-1.8.0-openjdk-devel.x86_64
$ sudo alternatives --set java /usr/lib/jvm/jre-1.8.0-openjdk.x86_64/bin/java
yum でインストールできる JDK のバージョンは yum search openjdk-devel
で確認できます。
alternatives
コマンドでの切り替え先の JDK パスは、sudo alternatives --config java
で確認できます(そこから数字を指定して選択することもできます)。
OpenJDK 1.8 だけ入っていればよいのであれば、先に yum remove java
で OpenJDK 1.7 をアンインストールしちゃうって手もありです。
$ sudo wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins.repo
$ sudo rpm --import http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins-ci.org.key
$ sudo yum install jenkins
$ sudo service jenkins start
$ sudo chkconfig jenkins on
Web サーバへのアクセスするときに指定する、インターネット側の IP アドレスは下記のように調べることができます(EC2 上で ifconfig
を実行して表示されるアドレスは、ローカルアドレスですのでインターネット経由でのアクセスには使用できません)。
[ec2-user@ip-xxx]$ curl http://169.254.169.254/latest/meta-data/public-ipv4
54.214.194.23
あるいは、Amazon EC2 コンソール のサイト上で、インスタンスごとの Public IP アドレスを確認することもできます。 IP アドレスが分かったら、あとは Web ブラウザからアクセスするだけです。
http://54.214.194.23:8080/
アクセスできない場合は、EC2 のコンソールのセキュリティポリシーから、Jenkins 用のポート 8080 が解放されているかを確認してください。