まくまくいろいろノート
その他、用語メモ、未分類メモ ─ PIC めもめも
2002-08-01

発振モード

MODEBITDESCRIPTIONFREQ RANGE
LP00 低電力/水晶発振
(Low Power Crystal)
200kHz 以下
XT01 水晶/セラミック発振
(Crystal/Resonator)
4MHz 以下
HS10 高周波水晶/セラミック発振
(High Speed Crystal/Resonator)
4MHz ~ 20MHz
RC11 RC 発振
(Resister/Capacitor)
1MHz 以下

リセット回路

MCLR に電源をつないでおけば、とりあえずは動作しますが、周辺回路の電源が安定するまで遅延して 4.5V の入力があるべきです。 リセット用の IC にはミツミの PST600C などがあります。

MAX232

  • MAX232 ・・・ 1μF のコンデンサを使う
  • MAX232A ・・・ 0.1μF
  • ADM232AAN ・・・ 0.1μF

命令長の違う 3 シリーズ

  • ベースライン・シリーズ ・・・ 12ビット命令 (12C5xx, 16C5xx)
  • ミッドレンジ・シリーズ ・・・ 14ビット命令
  • ハイエンド・シリーズ ・・・ 16ビット命令 (17Cxxx, 18Cxxx)

一番使われている PIC16Fxxx などはミッドレンジ・シリーズにあたります。

AC と DC

  • AC — Alternating Current (交流)
  • DC — Direct Current (直流)

VIH, VIL, VOH, VOL

  • VIH = 3.15V MIN ・・・ これ以上の入力電圧を High 入力とみなす
  • VIL = 1.35V MAX ・・・ これ以下の入力電圧を Low 入力とみなす
  • VOH = 4.4V MIN ・・・ High 出力の時これ以上の電圧を出力する
  • VOL = 0.1V MAX ・・・ Low 出力の時これ以下の電圧を出力する

入力電圧が High か Low かを決める閾値は VIL ~ VIH の値になります。 シュミットトリガ・インバータ (74HC14) などは、立ち上がり (Low → High と判断する時 (THH)) と、立ち下り (High → Low と判断する時 (THL)) でこの閾値が異なります。 この閾値の差をヒステリシスと呼びます。

ヒステリシスを持たない 74HC04 よりも 74HC14 の方が入力電圧の微妙なぶれ(ノイズ)に強いといえます。 なぜなら、THH は THL よりも高い値に設定されていて、立ち上がりの際に入力電圧が少し下がっても THL まで下がることは少ないからです。

スイッチ入力回路の基本

switch.gif

通常はスイッチが OFF の時に入力ピンに High が入るようにします。 上の図は概念図であり、実際にはチャタリングを防止する回路などが必要になります。

PIC16F84 と PIC16F84A

</TR>
 PIC16F84PIC16F84A
最大クロック周波数 DC 10MHz DC 20MHz
動作電圧範囲 2.0V ~ 6.0V
(1.5V 乾電池 x 4 できる)
2.0V ~ 5.5V

PIC のシンク/ソース電流の最大値は各 I/O ピンごとに 25mA, PORTA や PORTB の合計が 200mA 以下というように決まっています。 詳しくはデータシートを参照してください(キーワード:電気的特性、絶対最大定格)。

2002-08-01