下記のコマンドを実行すると、対話形式で package.json
ファイルを作成することができます。
$ npm init
何も入力せずに Enter を連打していくと、以下のようなファイルが生成されます。
{
"name": "sample",
"version": "0.0.0",
"description": "",
"main": "index.js",
"scripts": {
"test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
},
"repository": "",
"author": "",
"license": "BSD"
}
すでにカレントディレクトリに package.json
がある場合でも、npm init
は、単純な上書きはしないで、足りないプロパティだけ補ってくれます。
副次的な作用として、フォーマットの整形にも使えます。
Node.js アプリケーションのマニフェストファイルである package.json
には、最低限以下のような情報を記述しておきます。
{
"name": "my-app",
"version": "0.0.1",
"private": true,
"dependencies": {
"express": "3.2.x",
"jade": "*"
}
}
アプリの名前 (name
)、バージョン (version
)、npm registry に公開しないこと ("private": true
)、依存するモジュール (dependencies
) などを記載しています。
上記のようなファイルを作成し、同じディレクトリ内で下記のように実行すれば、dependencies
プロパティ(と devDependencies
プロパティ)に記載された依存モジュールが自動的にインストールされます。
$ npm install