Git コマンドのエイリアスを作成する (alias.xxx)

長くて覚えにくい Git コマンドや、頻繁に使用する Git コマンドには、独自のエイリアスを設定しておくと便利です。

例えば、git commit コマンドを git ci というコマンドとして実行できるようにするには、以下のようにエイリアスを登録します。

ci というエイリアスを登録する
$ git config --global alias.ci "commit"

通常、エイリアスはグローバル設定 (--global) として設定すると思いますが、そのリポジトリ専用のローカル設定 (--local) として設定するのもありです。

エイリアスの使いすぎは禁物ですが、例えば、Git サブモジュールを扱うためのコマンドは長くなりがちなので、次のような感じでエイリアスを設定しておくと良いかもしれません。

Git サブモジュール用のエイリアス
$ git config --global alias.sclone 'clone --recurse-submodules'
$ git config --global alias.supdate 'submodule update --remote --recursive --merge'
$ git config --global alias.sdiff '!'"git diff && git submodule foreach 'git diff'"
$ git config --global alias.spush 'push --recurse-submodules=on-demand'

上記の sclonesupdatesdiffspush エイリアスは、サブモジュールまでまとめて cloneupdatediffpush するためのエイリアスです。