Vim でキーボードマクロを記録して一連のキー入力を繰り返し実行する

Vim のノーマルモードで q を入力すると、キーボードマクロの記録モードに入ります。 最初に保存先のレジスタ名称(a-zA-Z0-9 のうち1文字)を入力してから記録させたいテキスト入力を行うと、そのレジスタにマクロとして登録されます。 最後にノーマルモードで再び q を入力すると、キーボードマクロの記録モードが終了します。 登録したキーボードマクロを再生したいときは、@ に続けてレジスタ名を入力します。

  1. qa … マクロ記録開始(q の後ろは a-zA-Z0-9 のいずれか1文字)
  2. q … マクロ記録終了
  3. @a … マクロ実行(q の後ろは a-zA-Z0-9 のいずれか1文字)
例: 行頭に // を挿入するキーボードマクロを記録(Java のコメント)
qaI// <Esc>q    # 記録
@a              # 再生

@a などでマクロを再生した後に、さらに続けて同じマクロを実行したい場合は、@a を入力するのではなく、.(ドット)で繰り返し実行すると簡単です。