Git で変更をローカルリポジトリにコミットする

git commit で変更をローカルリポジトリにコミットする

git addgit rmgit mv などのコマンドによってステージされたファイル(の変更箇所)は、git commit でローカルリポジトリにコミットされる対象になります。 コミットを行うときは、必ずコミットコメントを記述する必要があります。 コメントは、下記のように -m オプションで指定することができます。

コメントを付けてコミット
$ git commit -m "Correct typos"

複数の段落にわたるコメントを付けたい場合は、-m オプションを複数指定します。

複数段落のコメントを付ける
$ git commit -m "First paragraph" -m "Long long description."
$ git log
commit c7617b4d92edd946ae2a3358c321a2c6c81240b8
Author: test <test@example.org>
Date:   Sat Jul 17 17:39:57 2010 +0900

    First paragraph

    Long long description.

git commit コマンドに -m オプションを指定しなかった場合は、コミットコメントを入力するためにエディタが起動します。

エディタを開いてコミットコメントを入力する
$ git commit

このとき -v オプションを指定すると、コミットされるファイルの変更差分 (diff) も同時にエディタ上に表示されます。 ただ、一般的には git commit の実行前に git diff --staged で差分確認します。

エディタ上で差分も表示
$ git commit -v

git add コマンドなどで変更をステージされていないファイルも、すべてコミットしてしまうには、git commit のオプションで -a を指定します。 ただし、Git の管理下にない(追跡されていない)ファイルはステージの対象になりません。

変更されているファイルをすべてコミット
$ git commit -a