画面スクロール操作
画面スクロール
コマンド | 説明 |
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Ctrl-f | 1 画面下へスクロール |
Ctrl-b | 1 画面上へスクロール |
Ctrl-d | 半画面下へスクロール、あるいは scroll オプションで指定された行数だけ下へスクロール |
Ctrl-u | 半画面上へスクロール、あるいは scroll オプションで指定された行数だけ上へスクロール |
表示位置を移動
下記の操作では、カーソル位置(行)をキープしたまま、画面の表示位置だけを移動させます。
コマンド | 説明 |
---|---|
z<CR> | カレント行を画面上端へ ※1 |
zz | カレント行を画面中央へ |
z. | カレント行を画面中央へ(カーソルを最初の非空白文字へ) |
zb | カレント行を画面下端へ |
z- | カレント行を画面下端へ(カーソルを最初の非空白文字へ) |
z+ | 画面下端を画面上端へ(これ使い道ある?) |
Ctrl-y | 1 行下へスクロール |
Ctrl-e | 1 行上へスクロール |
※1 例えば、ソースコードの関数名を定義している行で、z [Enter]
とすれば、その関数の定義が画面上端から表示されます。
z
コマンドは、scrolloff
オプションに 0
以外が設定されていると、その値によって移動後の表示位置が少々変わります。
z
コマンドを実行するときに数値プレフィックスを付けると、カレント行とみなす行番号を指定することができます。
画面スクロール量の設定 (scroll)
Ctrl-d
や Ctrl-u
による画面スクロール行数は、scroll
オプションで設定できます。
:set scroll=3
scroll
オプションのデフォルトは 0 になっており、この場合だけは「画面に表示されている行数の半分だけスクロールする」という特殊な動きをします。
個人的には、一度に画面半分もスクロールされると脳がついていけないので、3 行くらいのスクロールに変更しておくことをオススメします。
画面上端、下端でのスクロール方法の設定 (scrolljump)
1 番上の行にカーソルがあるときに、さらに上へカーソルを移動させようとするとスクロールが発生します。
このときのスクロール行数は scrolljump
オプションで指定することができます(デフォルトは 1)。
:set scrolljump=1
カーソルが画面の上端、下端まで行く前にスクロールを開始するには、scrolloff
オプションで何行残してスクロールを開始するかを指定します(デフォルトは 0)。
この値を 0 以外にしておくと、作業効率が上がります。
:set scrolloff=5