Octave でファイルに記述したプログラムを実行する(スクリプトファイル)

スクリプトファイルと実行方法

Octave では、カレントディレクトリに スクリプト名.m という名前でスクリプトファイルを作成しておくと、下記のようにしてそのスクリプトを実行することができます。

スクリプト名.m の呼び出し
>> スクリプト名

ただし、スクリプトファイルが置かれたディレクトリで実行しなければいけません。 カレントディレクトリを移動するには、cd コマンドを実行します。 次のようにしてスクリプトを格納したディレクトリに移動しましょう。

>> cd D:    % D ドライブのルートへ移動

カレントディレクトリがどこになっているかを確認するには、pwd コマンドを実行します。

>> pwd
ans = C:\Users\maku

スクリプトの実行例

ここでは、下記のようなスクリプトファイルを用意してみます。

myscript.m
[X, Y] = meshgrid(-8:.5:8);
R = sqrt(X.^2 + Y.^2) + eps;
Z = sin(R) ./ R;
figure
mesh(X, Y, Z)

このファイルが置いてあるディレクトリに移動して、拡張子 .m を除いた部分の名前を入力すると、スクリプトを実行できます。

>> cd somewhere
>> myscript

次のようなグラフが表示されれば成功です。

/p/mgjgq8m/img-001.png
図: myscript.m によるグラフ描画