Vim のキーマップ例: ショートカットキーで .vimrc ファイルを開く

ショートカットキーで .vimrc を開く

Vim/NeoVim の設定ファイルで、下記のようにキーマッピング設定をしておくと、F1 キーを押すだけで簡単に .vimrc ファイル(NeoVim の場合は init.vim)を開けるようになります。

Vim の .vimrc あるいは NeoVim の init.vim
" F1 キーで設定ファイルを開く
if has('nvim')
  "NeoVim の場合
  nnoremap <F1> :tabnew <C-R>=expand(stdpath('config')) . '/init.vim'<CR><CR>
else
  "Vim の場合
  nnoremap <F1> :tabnew $MYVIMRC<CR>
endif

ここでは、:tabnew コマンドを使って、新しいタブで設定ファイルを開くようにしています。 NeoVim と Vim で設定ファイルのパスが異なるので、if has('nvim') で分岐しています。 さらに、NeoVim の設定ファイルのパスは、Windows と Linux/macOS で異なりますが、stdpath('config') を使って親ディレクトリのパスを取得すればコードを共通化できます。

NeoVim の Lua 版の設定ファイル (~/.config/nvim/init.lua) を使う場合は、次のように設定します。

NeoVim の init.lua
-- ノーマルモード時に <F1> キーで設定ファイルを開く
vim.api.nvim_set_keymap('n', '<F1>',
  ':tabnew ' .. vim.fn.stdpath('config') .. '/init.lua<CR>',
  { noremap = true, silent = true })

参考