Hugo とは
Hugo は Jekyll や Middleman と同様の静的サイトジェネレータです。 Markdown 形式などで記述したコンテンツから、HTML ファイルを作成してくれます。
Hugo は Google の Go 言語 で作成されており、他のサイトジェネレータに比べて 動作が非常に速い という特徴を持っています(それに比べて Jekyll は特に遅いですね ^^;)。 公式サイトでも動作の高速さをアピールしており、今後もその方針は変わらなさそうなので安心です。
また、インストールに関しても、他の(Ruby 製や Python 製の)サイトジェネレータは、さまざまな外部モジュールをインストールしなければいけないので時間がかかったりすることがありますが、Hugo であれば一瞬で終わります。
例えば、Windows の実行環境を構築する場合も、hugo.exe
という1ファイルを置くだけで終わります。
LiveReload などの機能もデフォルトで組み込まれており、立ち上げまでの導入が非常にシンプルです。
Hugo のインストール
Mac OS の場合
Mac の場合は、Homebrew (brew
) で簡単に Hugo をインストール できます。
$ brew install hugo
すでに Hugo がインストールされている状態で、Hugo を最新バージョンに更新 したいときは次のようにします。
$ brew upgrade hugo
現在インストールされている Hugo のバージョン は次のように確認できます。
$ hugo version
Windows の場合
Windows の場合は、Hugo の Releases ページから zip アーカイブ(hugo_extended_0.110.0_windows-amd64.zip
など)をダウンロードしてしまうのが手っ取り早いでしょう。
Sass などの機能を使う場合は、hugo_extended
で始まるファイルを使わないといけないことに注意してください。
展開した hugo.exe
を適当なディレクトリに置いて、パスを通せばインストール完了です。
簡単!
現在インストールされている Hugo のバージョン は次のように確認できます。
$ hugo version