go install
コマンドで Go の実行可能コマンドをインストールすると、次のようなディレクトリにコマンドがインストールされます。
GOBIN
環境変数が設定されていれば、$GOBIN
が指すディレクトリGOPATH
環境変数が設定されていれば、$GOPATH/bin
が指すディレクトリ$HOME/go/bin
ディレクトリ
これらのディレクトリに OS のパスを通しておくと、どのディレクトリからでもインストールしたコマンドを実行できるようになります。
Linux や macOS であれば、~/.zlogin
や ~/.bash_profile
で次のような感じで設定できます。
ここでは、GOBIN
環境変数を設定して、コマンドのインストール先を ~/bin
に設定しています。
でも、なんだかんだ言って次のような標準的な構成にしておくとトラブルが少なくてよい気がします。
Windows の場合は、コントロールパネルの「環境変数を編集」から次のような感じで設定します(%USERPROFILE%
以外の変数を参照すると、うまく展開できなくて問題が出たりするので注意)。
GOPATH → %USERPROFILE%\go
GOBIN → %USERPROFILE%\go\bin
PATH → %USERPROFILE%\go\bin (を PATH に追加)
上記のようにパスを通しておけば、go install
でインストールしたコマンドを、どこからでも実行できるようになります。
$ go install github.com/maku77/go-hello@latest
$ go-hello
Hello, world!