カレントディレクトリを気にせずに hugo コマンドを実行する

hugo コマンドを実行するときに、-s (--source) オプションを使用することで、ソースディレクトリのパスを指定して起動することができます。

例: ~/mysite 以下のソースコードを使って Hugo サーバーを起動する
$ hugo server -s ~/mysite
例: ~/mysite 以下の記事を新規作成する
$ hugo new sample.md -s ~/mysite

上記の例では、-s ~/mysite というソースディレクトリの指定を末尾に持ってきましたが、hugo の直後に指定しても動作するようです。 これを利用して、下記のようなコマンドエイリアスを作成しておけば、どのディレクトリからでもすぐに記事作成を始められて便利です。

~/.bash_profile
alias hugo-mysite=hugo -s ~/mysite

例えば、下記のように使用することができます。

$ hugo-mysite new sample.md  # 記事の作成
$ hugo-mysite server         # Hugo サーバーを起動
$ hugo-mysite                # サイトをビルド(~/mysite/public に出力)