git status
コマンドを使用すると、次回のコミットの対象になっているファイルや、コミットの対象にはなっていないけれど編集されているファイルなどを確認することができます。
出力は大体以下のような感じになります。
$ git status
On branch main
Your branch is up to date with 'origin/main'.
Changes to be committed:
(use "git restore --staged <file>..." to unstage)
new file: aaa.txt
new file: bbb.txt
modified: ccc.txt
Changes not staged for commit:
(use "git add <file>..." to update what will be committed)
(use "git restore <file>..." to discard changes in working directory)
modified: ddd.txt
midified: eee.txt
deleted: fff.txt
Untracked files:
(use "git add <file>..." to include in what will be committed)
ggg.txt
hhh.txt
iii.txt
3 つのセクションに分けてファイルが表示されますが、それぞれ下記のような意味を持っています。
- Changed to be committed
- 次回の
git commit
コマンドでローカルリポジトリにコミットされるファイルの一覧です。 新しくローカルリポジトリに追加されるファイル (new file)、変更されるファイル(modified)、削除されるファイル (deleted) などの情報も示されます。 カラー出力設定してある場合、ファイル名は緑色で表示されます。 - Changed not staged for commit
- ローカルリポジトリの最新と比べてファイルが更新されているが、ステージ (
git add
) されておらず、コミットの対象になっていないファイルの一覧です。git add
することでコミットの対象になり、次回のコミットでローカルリポジトリに変更が反映されます。 カラー出力設定してある場合、ファイル名は赤色で表示されます。 - Untracked files
- Git の管理対象になっていないファイルの一覧です。
例えば、新しく作成したファイルやディレクトリがここに表示されます。
git add
することでコミットの対象になり、次回のコミットで new file としてローカルリポジトリに追加されます。 カラー出力設定してある場合、ファイル名は赤色で表示されます。