チェンジリスト番号を指定せずに p4 edit
コマンドなどを実行すると、そのファイルはデフォルトのチェンジリストに入ります。
デフォルトのチェンジリストの内容は p4 change
コマンドで確認・編集できます。
$ p4 change
と実行すると、P4EDITOR
環境変数に指定されているエディタでチェンジリストの内容が表示されます。
その中に、
Change: new
という行があれば、それがデフォルトのチェンジリストであることを示しています。 ここで、Description の項目にその変更の説明を加えてエディタを閉じると、
Change 42332 created with 4 open file(s).
のように表示され、デフォルトのチェンジリストに追加されていたファイルが、チェンジリスト番号 42332 のチェンジリストに移動されます。 つまり、Description に説明を記述することで、初めてチェンジリスト番号が振られることになります。 例えば、最初の状態が、
デフォルトのチェンジリスト:
hoge1.txt
hoge2.txt
hoge3.txt
だとして、p4 change
コマンドで Description を入力すると、
デフォルトのチェンジリスト:
<空>
チェンジリスト 42332:
hoge1.txt
hoge2.txt
hoge3.txt
のようになります。
その後 p4 edit
などで編集の印を付けたファイルは、デフォルトのチェンジリストの方に追加されていきます。
このようにして、複数ファイルの修正を、チェンジリストという形でグルーピングして管理できるようになっています。