Linux での Perforce クライアントのインストールは、p4(CUI 版クライアント)、p4v(GUI 版クライアント)をダウンロードし、パスの通った場所に置くだけです。 Windows の場合はインストーラが用意されています。
$ su
# chmod +x p4
# cp p4 /usr/local/bin
~/.bash_profile
にいろいろ設定しておきます。
export P4PORT=192.168.100.1:1666 # 接続先
export P4USER=joe # 接続用アカウント
export P4PASSWD=xxxxxx # 接続用パスワード
export P4CLIENT=joe.test # 接続時にデフォルトで使用するクライアント設定名(新規のものでも可)
export P4CHARSET=utf8 # 文字セット
export P4EDITOR=gvim # 設定で使用するエディタ
Windows の場合は、p4 set
コマンドを使用して、上記の設定をレジストリに保存します(パスワードは暗号化されて保存されます)。
以下のように実行して Perforce サーバの情報が表示されれば接続はできるようになっています。
$ . ~/.bash_profile
$ p4 info
次に、p4 client
コマンドを使用して、クライアント情報を設定します。
ここでクライアント名を省略すると、P4CLIENT
変数に設定したクライアントを設定することになります。
$ p4 client
最低限、ローカルのワーキングディレクトリのルートパスを示す Root: の情報だけは設定しておきましょう。
p4 client
コマンドによって開かれたエディタを閉じると、
Client <ClientName> saved.
と表示され、サーバにクライアント情報が登録されます。 あとは、次のようにしてディポ上のファイルをローカルに取得できます。
$ p4 sync //depot/project1/...