例えば、perlvar
のマニュアルページを見たい場合は、perldoc
コマンドの引数で次のように指定します。
$ perldoc perlvar
perldoc
コマンドは、Pod (plain-old document) 形式のドキュメントを適切にフォーマットして、ページャ(more
コマンドなど)に渡して出力してくれます。
perldoc
コマンドの使い方そのものも、perldoc
コマンドで調べられます。
$ perldoc perldoc
下記のように実行すると、perldoc
で読めるドキュメントの一覧を表示することができます。
$ perldoc perl
perlfunc.pod
などの Pod フォーマットのドキュメントは以下のようなパスから検索されます。
PERL5LIB
環境変数に設定したパスPERLLIB
環境変数に設定したパス(PERL5LIB
が設定されていない場合)PATH
環境変数に設定したパス例えば Windows に ActivePerl を C:\usr
にインストールした場合、perlfunc.pod
などの主要なドキュメントは、C:\usr\lib\pods
ディレクトリにインストールされています。
perldoc
コマンドで実際にドキュメントがどこから検索されたかを調べるには、perldoc
コマンドに -v
オプションを付けます。
$ perldoc -v perlre
...
Found as C:\usr\lib\pods\perlre.pod
...
perldoc
コマンドに -l
オプションを付けると、検索したディレクトリは表示せずに、実際に参照するファイル名が1つだけ表示されます。
$ perldoc -l perlre
C:\usr\lib\pods\perlre.pod
perldoc
コマンドに、-f
オプションで関数名を渡すと、perlfunc
マニュアルページを検索して、指定した組み込み関数の説明を表示してくれます。
$ perldoc -f <FuncName>
$ perldoc perlre
$ perldoc perlretut
$ perldoc perlrequick
$ perldoc perlpod
$ perldoc perlmodinstall
$ perldoc perlmod
$ perldoc perlmodlib
$ perldoc perlmodlib
$ perldoc perlvar
$ perldoc perlop
$ perldoc perlfunc
$ perldoc perlrun