use File::Basename;
のようにすると、File::Basename
パッケージのデフォルトのサブルーチンがカレントパッケージにインポートされます。インポートされたサブルーチンは次のように使用できます。
my $dirname = dirname('/usr/bin/perl');
my $basename = basename('/usr/bin/perl');
use File::Basename qw( basename fileparse );
指定したサブルーチンをだけをインポートすることができます。
use File::Basename ();
my $dirname = File::Basename::dirname('/usr/bin/perl');
フルネームでサブルーチンを呼び出すようにすると、タイプ数は多くなりますが、名前の衝突を防ぐことができます。
use Math::BigInt;
my $obj = Math::BigInt->new(1234567890);
オブジェクト指向モジュールは、インスタンス化したオブジェクトを使ってメソッド呼び出しを行うため、通常は何もインポートしません。
ただし、中には関数指向モジュールとしても、オブジェクト指向モジュールとしても使用できるモジュールがあります。
# オブジェクト指向モジュールとして使用
use CGI;
my $cgi = CGI->new;
my $name = $cgi->param("name");
# 関数指向モジュールとして使用
use CGI qw(param);
my $name = param("name");