まくまくRノート
R のデータ型
2014-12-08

実数 (numeric)

x <- 12.34

複素数 (complex)

x <- 1+2i

文字列 (character)

x <- 'Hello'
x <- "Hello"

論理型 (logical)

x <- TRUE (or T)
x <- FALSE (or F)

TF は、TRUEFALSE の代わりに使用することができますが、別の値を代入してしまうことができます(TF は定数ではなく変数ということ)。 そのため、公式ドキュメントでは、常に TRUEFALSE の方を使うことを推奨しています。

ベクトル

x = c(1, 2, 3)

ベクトル内に複数の型を含めると、「文字列>実数>論理値」の優先度で同じ型になるように自動的に変換されます。

> c(1, 2, 3.14)
[1] 1.00 2.00 3.14

> c(1, 2+3i)
[1] 1+0i 2+3i

> c(123, TRUE, FALSE)
[1] 123   1   0

> c("ABC", 123, TRUE)
[1] "ABC"  "123"  "TRUE"

mode 関数で型を調べる

mode() 関数を使用すると、指定した値を、R がどのような型とみなしているかを調べることができます。

> mode(10)
[1] "numeric"

> mode(1+2i)
[1] "complex"

> mode('Hello')
[1] "character"

> mode(TRUE)
[1] "logical"

> mode(c("ABC", 123, TRUE))
[1] "character"
2014-12-08