下記のキーワードを使用して、現在の足の四本値を取得することができます(大文字と小文字の区別はありません)。
Open
or O
: 始値High
or H
: 高値Low
or L
: 安値Close
or C
: 終値例えば、下記のようにインジケーターを実装すれば、四本値を結んだ4つのラインを描画することができます。
Plot1(Open, "始値");
Plot2(Close, "終値");
Plot3(High, "高値");
Plot4(Low, "安値");
四本値は o
、h
、l
、c
のような1文字の省略形でも参照できるようになっているため、ユーザ定義の変数とかぶらないように注意してください。
ユーザ定義の変数は、my
などの決まったプレフィックスを付けるか、2文字以上の名前を付けるようにするとよいでしょう。
四本値の値同士で計算を行うことで、色々な値を求めることができます。 例えば、高値から安値を引くことで、値幅を計算することができます。
Plot1(High - Low, "値幅");
ちなみに、値幅は Range
関数を使用して、単純に下記のように取得することができます。
Plot1(Range, "値幅");
現在の終値は Close
で参照することができますが、Close[n]
のようにインデックスを指定することで、n 本前の足の終値を参照することができます。
Close
or Close[0]
Close[1]
Close[5]
High[5] - Low[5]
or (High - Low)[5]