EasyLanguage での注文は、売買の種類 (Order Verbs) とそのタイミング (Order Actions)、発注株数を組み合わせることによって指定します。
Order Verbs は買いで入るのか、売りで入るのかを指定します。
Buy
と SellShort
はロングポジションとショートポジションの生成のために使用し、Sell
と BuyToCover
は現在のポジションを決済するために使用します。
オーダーの種類 (Order Verbs) の後ろには、そのオーダーをどのタイミングで実行するかを示す Order Actions を指定します。 Order Actions には次のようなものを指定できます。
at
や on
、of
などの単語は、EasyLanguage では意味を持たないスキップ後として扱われるので、省略して記述することもできます(英語の文章のように読めるようにするのが慣例のようです)。
何株の注文を出すかの指定は、オーダーの種類(Buy
など)の後ろ、あるいはオーダーのタイミング(next bar
など)の後ろで、XXX shares
という形で指定します。
Buy 100 shares next bar at market; // 次のバーの開始時に 100 株購入
Buy next bar 100 shares at market; // 同上
下記は、Order Verbs と Order Actions の組み合わせによる注文実行の例です。
Buy next bar at market; // 次のバーの開始時に、買いで入る
SellShort next bar at market; // 次のバーの開始時に、売りで入る
SellShort next bar 50 limit; // 次のバーの開始時に、指値に達していたら 50 株の売りで入る
Sell next bar 50 stop; // 次のバーの開始時に、逆指値に達していたら 50 株の買い玉を決済する
BuyToCover this bar on close; // 現在のバーの終了時に、売り玉を決済する