XML や HTML ファイルを編集しているときは、c
(置換)や、d
(削除)コマンドの後ろに編集範囲を表す it
や at
を指定することで、素早い編集が可能になります。
下記は、置換コマンド c
を実行するときに、様々な修正範囲を指定する例です。
コマンド | 操作内容 | 修正前 | 修正後 |
---|---|---|---|
cit |
要素の内側を置換 | <b>XXX</b> |
<b>編集箇所</b> |
cat |
要素の全体を置換 | <b>XXX</b> |
編集箇所 |
ci< |
タグの内側を置換 | <b>XXX</b> |
<編集箇所>XXX</b> |
ca< |
タグの全体を置換 | <b>XXX</b> |
編集箇所XXX</b> |
ci" |
属性の内側を置換 | <div style="XXX"> |
<div style="編集箇所"> |
ca" |
属性の全体を置換 | <div style="XXX"> |
<div style=編集箇所> |
上記は部分的な置換を行いたい場合の例ですが、c
というところを d
に変えれば、指定した範囲を削除することができます。
これらのコマンドは、ファイルタイプが XML や HTML でない場合も動作します。