例えば、現在 Hello.cpp
という名前のファイルを編集しているときに、Hello.h
という、拡張子部分だけが異なるファイルを開きたくなったときは、以下のように開くことができます。
:e %<.h
%<
は、現在編集中の ファイルの名前から拡張子を除いた部分 に置換されます(ちなみに単純に %
とすると、ファイル名全体になります)。
次のように実行すれば、ファイル名から拡張子を除いた部分 (Hello
) が表示されることを確認できます。
:!echo %<
Hello.cpp
というファイルを編集中であれば、%<
は Hello
となるため、下記 2 つは同じ結果になります。
:e %<.h
:e Hello.h
この例のようにファイル名が短いときはあまり意味がないかもしれませんが、ファイル名が長いときには便利です。
ここでは :e[dit]
コマンドの例を示しましたが、他のコマンドでも %
や %<
を使ってファイル名を参照することができます。
:w %.back