ユーザが定義しているキーマップの一覧を表示するには、下記のように map
系のコマンドをパラメータなしで実行します。
:map "ノーマルモードとビジュアルモードのキーマップ
:nmap "ノーマルモードのキーマップ
:vmap "ビジュアルモードのキーマップ
:imap "インサートモードのキーマップ
:cmap "コマンドラインのキーマップ
:map! "インサートモードとコマンドラインのキーマップ
また、次のように verbose
コマンド(省略形は verb
)と組み合わせて使用すると、そのキーマップがどの設定ファイルで定義されているかを確認することができます。
:verbose map
:verbose nmap
:verbose vmap
:verbose imap
:verbose cmap
:verbose map!
Vim がデフォルト定義しているキーマップの一覧は、下記のヘルプファイルで参照することができます。
:help index.txt
:help index
例えば、インサートモードで CTRL-H
がどのようなマッピングになっているかは、上記のヘルプを起動してから /i_CTRL-H
と検索すれば見つかります(ちなみに、same as <BS>
と書かれているので、BackSpace キーと同様の振る舞いをします)。
初めからどのモードのキーマッピングを調べたいかが決まっているときは、上記のようにヘルプを起動する代わりに、下記のように起動するとそのセクションから読み始めることができます。
:help normal-index "ノーマルモードのデフォルトマッピングを表示
:help visual-index "ビジュアルモードのデフォルトマッピングを表示
:help insert-index "インサートモードのデフォルトマッピングを表示