インサートモード中に Backspace キーを押すと、入力した文字が削除されますが、デフォルトではインサートモードに入ったカーソル位置より前の文字を削除することはできません。 代表的な削除系のキー入力は、下記のような振る舞いをします。
backspace
オプションを設定しておくと、これらのキー入力よって削除できる文字の範囲を変更することができます。
indent
: オートインデント機能で挿入されたスペースを削除できるeol
: 改行を削除できる(前の行に遡って削除していける)start
: インサートモードに入ったときのカーソル位置よりも前の文字を削除できる(ただし、CTRL-W や CTRL-U による削除は、インサートモードに入ったカーソル位置までで削除範囲が一度止まる)" インサートモード中の BS、CTRL-W、CTRL-U による文字削除を柔軟にする
set backspace=indent,eol,start
上記のように設定しておくと、それぞれの削除系のキー入力の振る舞いは下記のように変化します。