Excel の RANK.EQ
関数を使用すると、ある数字が、指定したセル範囲の中で何番目に大きい(あるいは小さい)かを調べることができます。
上の図で、B2
~B6
セルには得点が入力されており、順位の列のセルには RANK.EQ
関数で求めた順位が自動的に入力されています。
例えば、C2
セルには =RANK.EQ(B2, B$2:B$6)
という式が入力されていて、その結果 4
という値が表示されています。
これは B2
セルの値 (40) が、B2
~B6
セルの数値の中で、第 4 位の位置にあるということを示しています(大きい順に並べた時の順位)。
RANK.EQ 関数の書式は以下の通りです。
RANK.EQ(数値,範囲,[順序])
0
: 最大の値を1位とする(デフォルト)、1
: 最小の値を1位とする。指定した範囲の中に同じ数字が複数存在する場合、RANK.EQ
の結果はその中で一番上の順位になります。
例えば、上記の例では 50
という値が 2 つ含まれており、両方とも第 2 位という結果になっています(一方が第 2 位で、もう一方が第 3 位とはならない)。
その次に大きな値である 40
という値は第 4 位になります。
ここで使用した Excel ファイルはこちらに置いてあります (rank.xlsx) ので試してみてください。