まくまくWindowsノート
コマンドプロンプトのプロンプト表示を変更する
2005-09-05

Windows のコマンドプロンプトのプロンプト表示は、環境変数 PROMPT で設定します。 コマンドで変更する場合は、prompt.exe を実行します。

デフォルトの設定は、

PROMPT=$P$G

になっています。 例えば、下記のように設定すれば、コマンド入力ごとの区切りが分かりやすくなります。

PROMPT=----------------------------------------------------------------------------$_$P$_$G$S

prompt コマンドのヘルプ

C:\> prompt /?
cmd.exe のコマンド プロンプトを変更します。

PROMPT [文字列]

    文字列    新しいコマンド プロンプトを指定します。

PROMPT には通常の文字と次に示す特殊コードを使用できます:

    $A   & (アンパサンド)
    $B   | (パイプ)
    $C   ( (左かっこ)
    $D   現在の日付
    $E   エスケープ コード (ASCII コードの 27)
    $F   ) (右かっこ)
    $G   > (不等号 (より大))
    $H   バックスペース (直前の文字を削除します)
    $L   < (不等号 (より小))
    $N   現在のドライブ
    $P   現在のドライブとパス
    $Q   = (等号)
    $S     (空白)
    $T   現在の時刻
    $V   Windows XP のバージョン番号
    $_   キャリッジ リターンとラインフィード
    $$   $ (ドル記号)

コマンド拡張機能を有効にすると、PROMPT コマンドは、次の追加の書式
文字をサポートするようになります:

    $+   PUSHD ディレクトリ スタックの深さに応じて、0 個以上のプラス
        記号 (+) を指定します。1 個のプラス記号が、プッシュされた
        1 レベルを表します。

    $M   現在のドライブ文字に関連付けられているリモート名を表示します。
        現在のドライブがネットワーク ドライブでない場合は、空の文字列
        を表示します。
2005-09-05