まくまくJavaScriptノート
実数の小数点数以下を丸めて整数に変換する (floor, ceil, round)
2018-05-17

小数点数以下を切り下げる (Math.floor)

Math.floor は、指定した実数を上回らない最大の整数を返します。

Math.floor(3)     //=> 3
Math.floor(3.1)   //=> 3
Math.floor(-3)    //=> -3
Math.floor(-3.1)  //=> -4

小数点数以下を切り上げる (Math.ceil)

Math.ceil は、指定した実数を下回らない最小の整数を返します。

Math.ceil(3)     //=> 3
Math.ceil(3.1)   //=> 4
Math.ceil(-3)    //=> -3
Math.ceil(-3.1)  //=> -3

小数点数以下を四捨五入する (Math.round)

Math.round は、小数点数以下を四捨五入した整数を返します。

Math.round(3)    //=> 3
Math.round(3.1)  //=> 3
Math.round(3.5)  //=> 4
Math.round(3.7)  //=> 4

負の値に対して実行した場合は、小数点数以下が 0.5 の場合に繰り上げになるので注意してください。 小数点数以下が 0.5 に到達する度に、大きい整数に繰り上がると考えるとわかりやすいです。

Math.round(-3)    //=> -3
Math.round(-3.1)  //=> -3
Math.round(-3.5)  //=> -3 (注意)
Math.round(-3.6)  //=> -4

小数点数以下を削除する (parseInt)

parseInt は、小数点数以下がなかったことにして整数値を返します。

parseInt(3.1)   //=> 3
parseInt(3.6)   //=> 3
parseInt(-3.1)  //=> -3
parseInt(-3.6)  //=> -3

小数点以下 n 桁までの文字列表現を取得する (toFixed)

こちらの記事を参照: 数値の小数点以下 N 桁までに丸めて表示する (toFixed)

2018-05-17