まくまくJavaScriptノート
数値の小数点以下 N 桁までに丸めて表示する (toFixed)
2019-08-23

Number#toFloat(n) メソッドを使用すると、数値の小数点以下 n 桁まで表示するための文字列(固定小数点表記)を生成できます。

const num = 12.345;

console.log(num.toFixed());   // '12'
console.log(num.toFixed(0));  // '12'
console.log(num.toFixed(1));  // '12.3'
console.log(num.toFixed(2));  // '12.35'(四捨五入される)
console.log(num.toFixed(3));  // '12.345'
console.log(num.toFixed(4));  // '12.3450'(0 パディングされます)
console.log(num.toFixed(5));  // '12.34500'

もともとの数値が小数点以下 n 桁以上の情報を持っていない場合は、上記のように 0 パディングされた文字列が返されます。 つまり、num.toFixed(5) とすれば、必ず小数点以下が 5 桁である文字列を取得できます。

引数を省略すると、0 が指定されたのと同様に振る舞い、小数点以下を四捨五入した整数文字列を取得できます。 数値型のまま小数点以下を丸めた整数を取得したい場合は、toFixed() の代わりに、floor()、ceil()、round() など を使用してください。

2019-08-23