Number#toFloat(n) メソッドを使用すると、数値の小数点以下 n 桁まで表示するための文字列(固定小数点表記)を生成できます。
const num = 12.345;
console.log(num.toFixed()); // '12'
console.log(num.toFixed(0)); // '12'
console.log(num.toFixed(1)); // '12.3'
console.log(num.toFixed(2)); // '12.35'(四捨五入される)
console.log(num.toFixed(3)); // '12.345'
console.log(num.toFixed(4)); // '12.3450'(0 パディングされます)
console.log(num.toFixed(5)); // '12.34500'
もともとの数値が小数点以下 n 桁以上の情報を持っていない場合は、上記のように 0 パディングされた文字列が返されます。
つまり、num.toFixed(5)
とすれば、必ず小数点以下が 5 桁である文字列を取得できます。
引数を省略すると、0 が指定されたのと同様に振る舞い、小数点以下を四捨五入した整数文字列を取得できます。
数値型のまま小数点以下を丸めた整数を取得したい場合は、toFixed()
の代わりに、floor()、ceil()、round() など を使用してください。