git tag
コマンドで任意のコミットに対してタグを付けておくと、そのコミットに対して分かりやすい名前でアクセスできるようになります。
例えば、アプリケーションのリリース時には、v1.0.0
のような セマンティックバージョニング に基づいたタグを付けるのが一般的です。
$ git tag v1.0.0 fd01de57
コミット ID を省略すると、現在チェックアウトしているブランチの最新コミット (HEAD
) に対してタグが付けられます。
$ git tag v1.0.0
タグの一覧は下記のように参照することができます。
$ git tag
v1.0.0
v1.0.1
v1.0.2
必要のなくなったタグは -d
オプションを使って削除できます。
$ git tag -d v1.0.0-draft
ローカルで作成したタグ情報を GitHub などの中央リポジトリに反映するには、git push
でタグ情報をプッシュしておく必要があります。
$ git push origin refs/tags/v1.0.0
$ git push --tags
$ git push --tags origin
$ git push --tags origin master